IE9ピン留め
『三牧の徒然日記』
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1月に。
今年も2週間が過ぎようとしています。
みなさま本年もどうぞよろしくお願いいたします。
「おおみやスタジオ」に移り4年目になりました。みなさんに感謝しながら社員一同頑張ります!
年男です。

さて、昨年は日本も世界も大変な一年でした。
自然災害や革命により本当に一瞬で様々な事が変わることを見てきました。

その中でも東日本大震災が一番衝撃的でした。
地震が起こりテレビで津波の模様をショックを受けながら見ていました。
たくさんの方が亡くなり、家や町が無くなり暮らしや日常が無くなりました。
原子力発電所が被害を受け時間の経過と共に起こる事に離れた場所にいながら恐怖も感じました。
当たり前だった電気やガソリンが不足し、被災地ではないのに日常の危うさを感じました。

被災地を実際に見て思考が働かなくなり、
住宅建築を生業にするものとして今後自分たちはどう考えればよいのか、
何をしていけば良いのか何度も社内で話し合いをしました。

そして、自分たちのできる事を行い、
自分たちの知っている事を伝えていこうと決めました。


被害が少なかったところでは建物の修復や町の復興が始まりました。
元通りの街並みが再生されていくのでしょう。
被害が大きかった場所でも今後具体的な復興計画が出来上がり時間はかかるでしょうが、神戸のようにいつの間にか表面上は何事もなかったかのようになるのでしょう。
震災から10か月が経って被災地から遠い埼玉ではつい忘れがちです。

私たちは“家族を守るシェルター”でなければならない『家』を扱っています。
震災の記憶を忘れないできちんと伝えていくということが一つの使命と考えて今年も一年がんばります。
よろしくお願いいたします。

年男1月の誕生日です。 誕生日ケーキにはろうそくを下ひと桁の8本!
ケーキがわかりませんね(笑)

社長!お誕生日おめでとうございます。

今年も元気に仕事頑張って行きましょう! スタッフ一同
# by organic_mimaki | 2012-01-31 16:50
住宅設計のルール
暑さもやっと一段落というところですね。

地震や台風で本当に大変な年です。
様々な事が良い方向に向かいうと良いのですが…。

今回は住宅を設計する際、
自分たちで決めている設計ルールのようなことを紹介してみたいと思います。
私たちが普段どんな事を気にしながら家づくりを考えているかを知って頂くことで、
今現在の住まいに不満を持っている方や
現在家つくりを考えている方の何かの参考になれば幸いです。

≪ご家族のこんな暮らしがしたいという要望≫
ここはどれだけ細かいお話を伺えたかによります。
お話を伺っている時はとても楽しいです。
夢がたくさんあってそこにどれだけ私たちの構想(妄想)が
乗せられるかにかかってくるような気がします。

≪方位や季節風などの気象的な事≫
アメダスのデータを元に地形的な条件や
周辺建物などから基本的な風の流れを予想します。
夏と冬、日中と夜間との風向きを参考にして基本的な窓の向きを検討します。

そして風上と風下にできるだけ大きな窓を計画します。
風が通る家の基本形が決まります。

そして方位により太陽の取り入れ方を考えます。
冬の太陽は早い時間からたくさん取り入れたいですね。

≪街並みや道路の雰囲気、周囲の建物、周辺環境など立地的な事≫
街並みに調和する家が望ましいと考えます。
できれば家がそのまま見えるのではなく、
植栽を通すことで街と家との調和がとれます。
色や形や使う材料も街並みや周辺環境に合うように選択します。

≪植栽や駐車場、玄関アプローチなどの外構計画≫
街と敷地を繋ぐのが植栽やガーデニングの計画です。
私たちはこれをとても大切に考えておりこの部分が決まらないと
建物のプランが決まりません。
ここで家の性格が決まると言ってもいいのではないでしょうか。
シンボルツリーなどの候補もこの時に決まってしまいます。

≪そしてプランや仕組みなど建築的な事≫
植栽やガーデニングなどの基本計画を元に
部屋の中から見える景色やデッキの場所など、
一番良い場所を探していきます。

その素敵な場所に対して
出来るだけ開放的な暮らしができるように
建物のプランをふくらませていくことで
様々な生活のシーンが想像できるようになってきます。

都市部の狭小地では街路樹や公園の緑、
お隣の植栽など周囲で見つけられるものは何でも利用します

1階の窓の外の景色、2階の風景、3階の眺め、
もしかして屋上の眺望などどこにいい場所を見つけられるかにより
ずいぶん間取りも変わってきます。

南の日当たりだけを気にしていると
北側にある素敵な景色を見落としたり、
固定観念にしばられていると
眺望の良い露天風呂を実現できなかったりします。
 
郊外では比較的容易に周囲の緑を見つけられたり、
敷地に余裕があれば植えた木も景色に加える事ができます。
この植える木も場所を間違わなければ
道をはさんだお隣の緑や遠くに見える農家の屋敷林と繋がって
自分の景色になるかもしれません

もしかしたら富士山をお風呂に入りながら…
なんて贅沢もあるかもしれないですね。


基本的な形が決まったら次は空間的な計画ですが、
これは次回のお楽しみに。
# by organic_mimaki | 2011-09-17 17:52
今月もパッシブデザイン
「パッシブデザイン」
という言葉が少しずつ一般化しているようです。
『パッシブデザイン』とは、
機械的な物を使わずに自然の力を利用した住宅を作ることです。

冬には太陽の光をたくさん取り入れてその熱を建物に貯めたり、
夏には光そのものをスダレや庇(ひさし)などで遮り暑さを建物の中に入れないようにして
涼しさを保つ住宅です。

私たちはそのような住宅を「自然の力を少し借りて快適に暮らす」という言い方をしてきました。

家自体の断熱性能・気密性能が非常に重要で、
これが十分でないと熱があちこちから入ってきてしまいます。
住宅全体の断熱性能は断熱材とサッシやドアなどの開口部の性能で決まります。
一般的に断熱材が入っている壁の方がサッシなどの開口部にくらべると断熱性能は高いので、
窓をできるだけ小さくした方が家自体の断熱性能は良いということになります。

しかし、
断熱性能が良いというだけでは快適な家とは言えないのではないでしょうか。
関東地方など日本の太平洋側は
冬場でも晴天率が高いのでお日様の光を有効に利用することができます。
南側の大きな開口部から冬の日差しを取り入れ、
窓辺の床に敷いたレンガやタイルなどに蓄熱させて
日が沈んだ後にも蓄えた熱でほんのりと暖かく感じたりします。

夏は軒先にスダレなどを掛けできるだけ暑さを遠ざけることが重要です。
また、熱が上下に伝わるように吹き抜けを設けたり、
廃熱の為の窓を建物の高い場所に設けたりすることも必要です。
快適に暮らすために夏は窓を開けたり閉めたりします。外が涼しくなったら窓を開けます。
そして明け方まだ朝の涼しさで室内の気温が上がらないうちに
窓を全部閉めてしまいます。
家の中よりも外が涼しくなる夕方まではこのまま過ごします。

こうすることで夏涼しく冬温かい住宅の出来上がりです。

実際には、風が通る間取りや植栽の計画も含めて
デザインを行うので少しコツが必要です。

前回少し書いたスダレなど既存の住宅でも取り入れられる手法がたくさんあります。
夏は断熱材と同じくらい陰を作ることが有効です。

省エネで快適な暮らしを実現するのがパッシブハウスです。
みなさんもできる事からパッシブハウスを実践してみませんか?

# by organic_mimaki | 2011-08-23 11:07
パッシブデザイン Forward to 1985 energy life

まだ梅雨は明けておりませんが、
昨年を上まわるのでないかという気温の高さにクラクラするような日が続いております。
東日本大震災の被災地でも避難所や仮設住宅、
そしてまだライフラインの復旧が完全でない場所などではずいぶん大変な思いをされているようです。
猛暑日と電力不足による節電をいかに体に負担を掛けずに行えるかが
今年の夏を乗り越える上で重要な事になっていくでしょう。


Forward to 1985 energy life という運動があります。

野池政宏氏という環境と建築を考えている方が勧めている運動です。
この運動は 家庭部門の電気の使用量を1985年レベルまで減らしていこう という考え方です。
1985年から現在までに(2007年の使用量で算出)家庭部門での電気使用量が約2倍に増えているそうです。
そこで今現在私たちが家庭でどのくらいのエネルギーを使用しているかを知り、
その地域での平均的な使用料にくらべて半分の値を1カ月の使用量と設定し目指していくというものです。

『最終的に目指すのは豊かで、人間的な、究極の省エネルギー社会をつくること』
ぜひ一度自分の暮らしがエネルギーをどのくらい使っているのかをお知りいただければと思います。
知る方法はそれほど難しくありません。
ホームページを見られる方は「Forward to 1985」で検索してみて下さい。
専用HPをクリックし運動の概要(パンフレット)をご覧いただけます。(http://to1985.net)
コンピューターをお使いでない方は弊社にご連絡をいただければ
計算の方法が書かれたパンフレットを郵送いたします。

パッシブデザインという言葉があります。
地域の気候風土を知り日射や風向を建築的に調節し
て環境への負担を少なく抑えながらも
快適に暮らすことができる住宅を考えるデザインの事
です。

日本は国土が縦に長く場所によりまったく気候が異なります。
その地域の気候特性をよく理解することがとても重要です。
同じ関東でも海や山、川などにより季節風などが変化します。
都市部ではヒートアイランドなどマイナスの現象まであります。
また建築地それぞれでも違いが起こり街中とたんぼの中でもずいぶん違いがあります。
そこの場所に合わせた工夫を行うことにより
エアコンなどの空調を使用しなくても快適性がずいぶん変わります。

本来は新築時に庇の出や吹抜け、窓の配置などを考慮して建てるのが一番効率は良いですが、
既存の住宅を改築しても夏の暑さや冬の寒さをだいぶ和らげることができます。

またスダレやヨシズを適切な方法で掛けたり、
みなさんも実践されているかもしれませんが緑のカーテンなども非常に効果的です。
夏の基本はとにかく暑さを遠ざけるということです。
家の周りのどこが暑いかを知り適切な場所に陰を作りましょう。
また小さな窓でもそこから日が入ると、どんどん室温を上げてしまいます。
全ての窓を陰の下になるようにしましょう。
パッシブデザインでForward to 1985 energy life !
# by organic_mimaki | 2011-07-04 14:31
夏を涼しく過ごしましょう
梅雨の晴れ間にウッドデッキの掃除をしました。
一年間そのままにしていたので素足でデッキに出ると足の裏が真っ黒になるほ どになっていました。
水をかけながらデッキブラシでゴシゴシ磨きます。
一生懸命擦ったつもりが乾いてみると汚れの幕が残っておりもう一度です。
きれいになってデッキに出る回数も増えそうです。

今年の夏は去年のように暑くなるのでしょうか。
電力をあまり使わない事を求 められている今年の夏には 1℃の気温差が 過ごしやすさを左右します。
「おおみやスタジオ」での夏向けの取り組みと涼しく過ごす工夫をいくつかご紹介いたします。

3年目の夏を迎 える「おおみやスタジオ」では南側の樹木の育ちがとても順調に育ち木陰の割合が増しています。

ウッドデッキもイロハモミジとアカシデの陰で覆われています。
この木陰の涼しさが大きく貢献してくれそうです。
本当は東西南北家の周りが全て木の下になればそれだけで涼しいのです が、敷地の関係でそうもいきません。

5月に植えた ゴーヤで作る緑のカーテンが2階のベランダ を覆います。
これで窓まわりが陰になります。
そして徹底的に窓から室内に太陽の光を入れないように工夫します。
全ての窓にスダレや日除け のネットを掛けます。
建物が真南に向いている建物の北側の窓でも朝と夕方には太陽の光が入ってきます。
スタジオでも夕方4時を過ぎてから入ってくる太陽光で室温が2度くらい上がってしまったなんて事もありましたので本当に全部の窓です。
で きれば南側の大きな掃き出し窓の前はヨシズや日陰を作るシートなどを使って大きな陰にしたいところです。
(陰の部分が最低1mくらいはほ しいですね)室内の西壁が暑くなってしまう家などでは西日が当たる壁などもヨシズを立て掛けると効果が上がります。
感覚的には家の周りから暑さを遠ざけることをイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。
そして太陽が沈んだ後には窓を開けましょう。
風の通りに合わ せて南側と北側の窓を開けて風を通して日中熱くなった家の床や壁を冷ましましょう。

体を冷やしてくれるスイカやアイスなども良いと思います。
氷水に足を入れて も気持ちよさそうです。
ポリエステルなどの吸汗速乾シャツなどは涼しく感じるだけではなく汗冷えも防いでくれるので体調管理にも役に立っ てくれると思います。

普段いる場所に温度計を置きましょう。
室温が30℃を超えるようだと注意が必要です。我慢をして熱中症になってしまったら大 変です。
エアコンは我慢せずに使用した方が良いと思います。
エアコンを使用するときは扇風機などと併用すると体感温度が下がり設定温度を 上げても涼しく感じます。
窓辺に風鈴を下げてチンチーンと涼しげな音をさせるのも良いでしょう。
こんなことをしながら我慢をしないで快適に夏を過ごしましょう。

でもあまり暑くならないといいですね(^^ゞ
# by organic_mimaki | 2011-06-12 12:32

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